会社を始めると、いろいろな書類が送られてきます。

ここでは、代表的な書類と、その整理方法について説明します。

①　売上げた時の請求書、売上げた時にお金をもらった分の領収書の控え、自分の会社のレジのレシート⇒　請求書、領収書、レシートの種別ごとに、日付順に売上げファイルに保管。

②　仕入れた分の請求書、仕入れた時にお金を払った分の領収書など⇒　請求書・領収書ごとに仕入れファイルに保管。日付順で。

③　経費（仕入れ以外）の請求書、領収書など⇒経費ファイルに日付順に保管。請求書の支払いをして領収書をもらったらその請求書と一緒に保管すると払っていない分がわかりやすい。

④　土地や建物を買った場合は権利書・登記簿謄本・契約書、土地や建物を借りた時は、契約書などを別ファイルで保管。不動産屋さんや大家さんに支払った領収書は③の経費ファイルへ。

⑤　租税公課（税金のことです）は、③の経費ファイルでよいでしょう。業種によっては税金の納付書が必要になる場合もあるので、③とは別に租税公課ファイルを作ってもよいですね。

⑥　領収書が少ない場合は、袋（ポケットファイルやクリアファイルなどでも）に月別に整理して保存してもよいでしょう。（○年○月と、インデックスをつけておくとわかりやすいです。）

⑦　銀行と取引が始まると・・・普通預金だけなら、通帳がお手元にありますよね。記帳をしやすい場所の銀行にしたほうが楽です。

⑧　銀行で当座を開設すると・・・小切手帳が手元にきます。毎月、当座預金照合表が送られてきます。小切手で書き損じたものはそのまま斜線を引いて取っておいてください。当座照合表も月の順で保存してください。クリアファイルなどの袋に保存でもよいでしょう。

⑨　銀行で借り入れをすると・・・（金銭消費貸借）契約書、返済予定表、保証料の計算書、初回の精算書などがきますので、借入関係のファイルを作成して保存してください。ひとつのファイルでインデックスで仕切り、銀行別、さらに、借り入れ契約別に保管しておけば、わかりやすくなります。

⑩　会社で保険の契約をした場合など・・・会社が他の会社や個人と契約したもので、上記に当てはまらない場合は、契約書ファイルを作成して保存してください。

⑪　従業員を雇ったら・・・給与台帳や扶養控除申告書など年末調整関係、労働保険、雇用保険、住民税などいろいろな書類が発生します。人件費関係でファイルを作りましょう。